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蘇合香 序一帖

legong

2010-06-21
日記
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21 June 2010


「四個大曲の一つで、盤渉調の曲である。天竺の阿育王が病気になったが、蘇合草によって治った。これにより曲を作り、育偈がこの草を冠として舞った。延暦(782~806)の頃に遣唐使和邇部島継が伝えた。曲の構成は、序・三帖・四帖・五帖・破・急である。この序は、序吹・楽拍子・七拍子・序吹と序破急を具えている名曲である。 『喜瑞』より」


ふだんから、なるべく、薬に頼らない生活をこころがけているのですが、いざというときの薬は、やはり、ありがたいものです。

「蘇合香」序一帖、演奏することとなりました。この曲は、先生がリサイタルで演奏された曲でもあり、生半可な覚悟ではできない曲ですが、急遽、お話をいただいたとき、「どうしよう、できるかしら」より、「やりたい!」という気持ちのほうが、先に来てしまいました。いつものパターンであります。

この曲を吹くにあたって、腹筋を鍛えようか、ヨガ三昧をしようか、プールに泳ぎに行く時間はないし、などとじたばた考えつつ、部屋をきれいにしなくては、いや、疲れ果ててさぼっていた排水溝の掃除をしなくては、と、思い当たり、時間もないというのに、日ごろの不摂生がたたって、お風呂掃除からの取り組みとなりました。

いざ、吹いてみると、格調の高さというものが、他の曲とぜんぜん違いますね。永遠に続くと思われる一の引きの連続を吹いていると、自分が癒されていくというか、浄化されてないと吹けないというか、不思議な曲です。私は、ピアノは、バッハのゴールドベルク変奏曲が好きで、そればっかり弾いているのですが、クライアントの不眠症をしずめるため、というエピソードを持つ曲です。阿育王の病気は何だったのでしょう。それに、盤渉なのに、なぜ、盤渉で終わっていないのでしょう。病気が治ったからなのでしょうか。

告知です。素敵なチラシも出来上がりました。


チラシ6.25-1


岩佐堅志ソロライブ vol.2  笛一本

6月25日(金) Open 18:30 Start 19:00
会場 studio & cafe make 「芦原橋」駅下車 徒歩5分
チャージ 2,000円  1ドリンク付き

出演 岩佐堅志 (龍笛)  http://iwasakenji.ebo-shi.com/

ゲスト  尾崎治雄 (龍笛・箏・打物)
       上田弘美 (鳳笙)

演目  舞楽曲 「蘇莫者一具」 他