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映像

legong

2011-08-29
日記
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28 Aug. 2011

この間の西宮公演のDVDが出来上がったので、見てみました。

きれいな映像です。以前、ライブは、やったら終わりで、飲んで忘れるみたいなところがありましたが、今はこういうものが残ってしまうのですね。おそろしいことです。


壱具1

MCが最高ですね。「・・・非常識ともいえる長さで・・・雅楽を聴いて眠たくなるというのも、ひとつの贅沢ではないかと・・・大丈夫です。起きても、まだ五常楽です。」

「五常楽急」には申し訳ないのですが、私は、この曲はずっと、何を言いたいのかつかめず、中途半端な曲だなあと思っていました。ところが、「序・破・急」と通して聴くと、「急」のりりしさが、ぴかっと光っているではありませんか。3月の歴博コンサートで「胡飲酒序・破」をやったとき、「豆腐がだんだん固まっていくような」と、アンケートに書いてくださったかたがいましたが、そんな感じでしょうか。どれだけやっても、古典には発見があるものですね。

そして、「蘭陵王壱具」の舞、素晴らしいと思いました。


壱具2

今さらですが、私は関東にいたころは、舞楽の良さがさっぱりわかりませんでした。雅楽をやる前は、バリ・ガムランをやっていましたが、ガムランでは舞人と楽が一体となって、電光石火のごとく掛け合いをしているのに、舞楽ではどうして、楽に対して取ってつけたような舞しかないのだろう、舞に対して、どうして楽が反応しないのだろうと思っていました。まあ、とにかく、当時はホントにわかってなかったのです。

関西に来て、楽と舞との一体感というものに初めて気がつき、舞楽の上演回数の圧倒的な多さに驚き、関西の楽人で舞のできる人の多さに驚き、といった具合です。

話がそれてしまいましたね。別に、関東がどうこう、といったことではなく、私が見つけられなかっただけの話。かつて、私がわくわく、ドキドキしたバリ・ガムランの輝きを、関西の舞楽で見つけた、という話です。