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さど☆まさし

legong

2011-11-01
日記
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1 Nov. 2011

9月30日のことですが、兵庫県立芸術文化センターにて、佐渡裕さんと、さだまさしさんによる、震災復興祈念チャリティー・コンサートが行われました。チケットは発売と同時に売り切れたようで、手に入らず、当日、ウッドデッキにて、モニターから鑑賞しました。

兵庫の人は、「震災」という言葉には敏感です。ウッドデッキも人でいっぱいで、向かいの公園にも、大きなモニターが置かれ、パブリックビューイングは、まるで日本ではないみたいな熱気に包まれていました。

街のサイレンの音や、酔っぱらったおっちゃんの鼻歌も聴こえ、こんなとこで鑑賞ってどうなん、と思いましたが、いざ始まると、佐渡さんと、さださんと、オケの、本気で本気の音に引っぱられて、いつの間にかモニターに向かって、万雷の拍手となりました。PAも申し分なかった。多くの人が、まるで先を争うかのように、募金していました。

このたびの震災で、全くなにも影響を受けなかった人は、いないだろうと思います。自分が今までやってきたことは、本当に必要なことだったんだろうかと、振り返った人も多いのでしょう。ライフスタイルを変えようという動きも、自然なことかもしれません。

コンサートの熱演には、心を動かされました。きっと、被災地に行った人でなければわからない何かがあるのだと思います。一方で、別のことも思いました。被災地の人のために何かしようという人は、逆に、何か大きなものをもらっているのだと、双方向性というものを強く感じました。音楽家の中には、音楽の必要性の再確認という作業が必要な人も、いるのかもしれません。

終演予定をだいぶ過ぎて、ラストは「ふるさと」の大合唱となりました。なんだか、胸がつまって、歌えませんでした。この三番の歌詞には弱いのです。私は20才のときに父を亡くしているのですが、父の最後の言葉が「もう、帰るよ」だったそうです。父は、どこに帰ろうとしていたのか。

このコンサートの模様は、11月3日朝8時20分より、NHKで放映されるそうです。