海の幸、山の幸
2 Nov. 2014
10月29日は博雅会メンバーとして、伊豆諸島の利島にて雅楽公演を行いました。東京都島しょ振興文化事業の一環であります。
竹芝桟橋より「さるびあ丸」で船中泊。

22時出航して着くのは翌7時40分。宴会するしかありませんね。バンマス自ら手料理。
大島あたりで朝をむかえます。

利島へ上陸。

午前中、バンマスは利島小中学校にてワークショップ。

その後、別会場で本番となるのですが、今回はぎりぎりの人数のため、本番の写真は、ありません。
6名にて、打ち物も、両絃も、舞楽も、うたものも。よい演奏だったと思います。島の人口は300人ほどですが、5分の1にあたる60人ほどが、集まりました。
アンケートでは、舞楽「抜頭」が、圧倒的支持をいただきました。そうそう、客席と感覚的に一致したような、一体感がありました。神様に「慣れてる」感というか。
翌日は、島の教育委員会のかたの案内で観光。
水の苦労のお話などをうかがうと、洗髪はしなかったけどもっと節約できたかなあ、などと反省。
郷土資料館では、おびただしい数の銅鏡に驚きます。利島は人口の割に神社が多く、銅鏡も古来より遠方から奉納されてきたのでは、というお話。神事と関係の深い島だったのですね。
島内は椿畑が多く、それはそれは丁寧に手入れされています。

椿の実を拾ったり、遊歩道を散策したり。

新島が右手に見えます。

お忙しいなか、漁協にお邪魔して、活きのいい伊勢エビにテンションが上がります。

船旅は、待ち時間があって、風情がありますね。

旅館のおかみさん、どうもありがとうございます!

なつかしいはずの都会の明かりも、少しほろ苦いような。

美味しい食事、丁寧に手入れされた椿畑、幼子を誰彼となくだっこする慣習。本当に豊かなのは、どっちなんだろう。
今回のような形で雅楽公演をすることは、雅楽を「きかせてやる」などというような上から目線では毛頭なく、対等な横の関係において何かしらのことを感じとってもらい、地域の人たちとの相互交流によって、人としての大切な何かを教わる。そのような双方向のエネルギー交換が最も大切なことだということを、益々思うに至り、このような機会をいただいたことに、深く感謝いたします。
10月29日は博雅会メンバーとして、伊豆諸島の利島にて雅楽公演を行いました。東京都島しょ振興文化事業の一環であります。
竹芝桟橋より「さるびあ丸」で船中泊。

22時出航して着くのは翌7時40分。宴会するしかありませんね。バンマス自ら手料理。
大島あたりで朝をむかえます。

利島へ上陸。

午前中、バンマスは利島小中学校にてワークショップ。

その後、別会場で本番となるのですが、今回はぎりぎりの人数のため、本番の写真は、ありません。
6名にて、打ち物も、両絃も、舞楽も、うたものも。よい演奏だったと思います。島の人口は300人ほどですが、5分の1にあたる60人ほどが、集まりました。
アンケートでは、舞楽「抜頭」が、圧倒的支持をいただきました。そうそう、客席と感覚的に一致したような、一体感がありました。神様に「慣れてる」感というか。
翌日は、島の教育委員会のかたの案内で観光。
水の苦労のお話などをうかがうと、洗髪はしなかったけどもっと節約できたかなあ、などと反省。
郷土資料館では、おびただしい数の銅鏡に驚きます。利島は人口の割に神社が多く、銅鏡も古来より遠方から奉納されてきたのでは、というお話。神事と関係の深い島だったのですね。
島内は椿畑が多く、それはそれは丁寧に手入れされています。

椿の実を拾ったり、遊歩道を散策したり。

新島が右手に見えます。

お忙しいなか、漁協にお邪魔して、活きのいい伊勢エビにテンションが上がります。

船旅は、待ち時間があって、風情がありますね。

旅館のおかみさん、どうもありがとうございます!

なつかしいはずの都会の明かりも、少しほろ苦いような。

美味しい食事、丁寧に手入れされた椿畑、幼子を誰彼となくだっこする慣習。本当に豊かなのは、どっちなんだろう。
今回のような形で雅楽公演をすることは、雅楽を「きかせてやる」などというような上から目線では毛頭なく、対等な横の関係において何かしらのことを感じとってもらい、地域の人たちとの相互交流によって、人としての大切な何かを教わる。そのような双方向のエネルギー交換が最も大切なことだということを、益々思うに至り、このような機会をいただいたことに、深く感謝いたします。