三笙三竽
17 Nov. 2022
第74回正倉院展に行ってきました。
雅楽関連としては、東大寺大仏開眼会において、大歌の楽人が着用した衣装や、伎楽面などがありましたが、笙吹きが気になるのは、やっぱり「呉竹笙」ですね。
「東大寺」の刻銘があって、「呉竹竽」と対をなしているとのこと。この対になっているものかどうかわかりませんが、今から15年前、とても美しい竽を、第59回正倉院展で見ました。
そのときにも思ったことですが、笙も竽も、現行の笙では失われてしまった2管が明らかに使用されてる感があって、とてもドキドキしました。
乞の隣の毛は、若干指穴の位置が高くなっていて、これは右手で押さえたのかなあ、とか、八の隣の也は、屏上の位置が低いので、これは最高音の双調だったのかなあ、とか、妄想の世界で遊んでしまいます。
今から6年前の正倉院展でも、笙と竽の展示を見ました。これで、二笙二竽、見たことになります。
正倉院には、三笙三竽あるとのこと。コンプリートまで、あと一笙一竽です。

第74回正倉院展に行ってきました。
雅楽関連としては、東大寺大仏開眼会において、大歌の楽人が着用した衣装や、伎楽面などがありましたが、笙吹きが気になるのは、やっぱり「呉竹笙」ですね。
「東大寺」の刻銘があって、「呉竹竽」と対をなしているとのこと。この対になっているものかどうかわかりませんが、今から15年前、とても美しい竽を、第59回正倉院展で見ました。
そのときにも思ったことですが、笙も竽も、現行の笙では失われてしまった2管が明らかに使用されてる感があって、とてもドキドキしました。
乞の隣の毛は、若干指穴の位置が高くなっていて、これは右手で押さえたのかなあ、とか、八の隣の也は、屏上の位置が低いので、これは最高音の双調だったのかなあ、とか、妄想の世界で遊んでしまいます。
今から6年前の正倉院展でも、笙と竽の展示を見ました。これで、二笙二竽、見たことになります。
正倉院には、三笙三竽あるとのこと。コンプリートまで、あと一笙一竽です。
