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甲斐源氏の祖

hiromi ueda

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20 Aug. 2010

知人のギタリストがオランダ留学より帰国したので、小淵沢の自宅まで会いに行きました。ご両親と、豊かなスローライフを楽しんでいる様子。広い庭には、花が元気に咲き乱れ、バジル、トマト、いんげん、オクラ、みょうが、などなど。

オクラの花です。

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実をとって、そのまま、かじりつきました。

ジェノベーゼパスタをご馳走になって(私はピーナッツをすっただけです)生きる勇気をいただいたように思いました。

せっかくの機会なので、小淵沢で何か面白いところはないかと検索したところ、新羅三郎義光という文字が飛び込んできました。

えっ、どうして?伝説の笙の名手の名前が?

私の知識は、著しく笙にかたよっているわけですが、古今著聞集にも、新羅三郎義光が、豊原時元より授けられた太食調入調曲を、足柄山において、時元の子の時秋に授けたとの記述があります。ただ、時期が少しずれているので、伝え返されたのは、時秋ではないのでは、とも言われているようです。

無学でちっとも知らなかったのですが、義光は、甲斐源氏の祖とされているのですね。山梨にゆかりの地があるのも、当然です。さっそく、観音平(標高1560m)と、義光山矢の堂に行きました。義光が大津の三井寺より勧進した観世音菩薩(矢の観音)を、後にこの地に移したことが、観音平の由来だとか。武田氏滅亡後、荒廃した矢の堂は、小淵沢町内の別の場所に再建されました。

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やれやれ、少しの間、笙のことも浮き世のことも忘れて、のんびりしようと思っていたのに、どうしてこうなるのかなあ。こうなったら、行くとこまで行きましょう。というわけで、帰りは大津に寄りました。義光が元服した新羅善神堂と、その近くにあるという墓を、訪ねてみたくなったので。

新羅善神堂です。人通りは、ほとんどありません。人に聞いても、「知らない。そっとしておいてほしいということなんじゃないかなあ」と言われました。

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鳥居の手前、向かって左側の細い山道を、おそるおそるたどっていくと、少し迷いましたが、「新羅三郎義光の墓」にうかがうことができました。

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Posted byhiromi ueda